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2017-07-15

RAC ロイヤルオートモービルクラブって (VISIT UK 2017 Vol.08)

RAC ロイヤルオートモービルクラブなるお宿。

前回のブログでもお話したが、ジェントルマンズクラブという施設である。

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まずはジェントルマンズクラブとはどんなところなのか?

ジェントルマンズ・クラブとは、イギリスのエリート階級に属する人が

食事や社交を目的に使う会員制クラブであり、

紹介者がなければ会員にはなれないクラブである。

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ロンドンにはこのようなクラブが50以上あると言われ、

そのクラブの歴史と格により、厳格なルール(ドレスコードなど)が設けられ、

特にその中でもRACは特に厳しいルールが採用されているクラブなのです。

 

特に平日には、スーツの着用が定められ革靴、ネクタイも必須。

このルールが守れ無いものは、

いかに首相であろうとも出入りすることは出来ないのである。

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私どもが訪れた土日においては、少しルールは緩和され、

ドレスコードはカジュアルという基準になるのだが、

カジュアルとは言え、出入りの際にはジャケット着用、

デニム、スニーカーは常にNGなのである。

 

ということは、靴は何曜日でも革靴以外は認められず、

ジャケットも入り口を出入りする際には必ず必要である。

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こんな厳しいルールがあるクラブ内には、

レストランあり、バーラウンジあり、ガーデンパーティーのできる庭あり、

プールやスポーツクラブありと様々な設備が建物内に凝縮されている。

 

もちろん、その施設内であればどのようなカッコをしていいわけではなく、

レストランやバーには同じドレスコードは求められ、

なおかつバッグの持ち込みも禁止なのだ。

 

日本ではなかなかここまで厳格なドレスコードに出会うことはない。

窮屈と言えばたしかに窮屈だが、

服装の大切さ、服装を統一することによるその場のステイタス感が保たれ、

服装のを正すことによる、社会的な責任感を作り上げているように思う。

 

通常、我々のような短期渡航者には足を踏み入れることの出来ないクラブではあるのだが、

今回、英国生地の超老舗マーチャントであるレアブラウンダンスフォード社のCEO

ジェームス・ダンスフォード氏の取り計らいにてRACへ宿泊することができたのだ!

 

一般的なホテルや宿泊施設とは全く違う雰囲気と趣を持つジェントルマンズクラブ。

ほんの少しではあるが、ドレスコード(服装)を重視する

英国のエリートビジネスマンの根底に流れるものの一端を垣間見たような気がした。

 

そして、世界のビジネスウェアのベースであるブリティッシュスタイルが

ドレスコードを通じて、秩序と、相手に対する敬意を表現する非常に大切な道具として、

現在まで、長く長く採用され続けてきた理由がわかったような気がしたのである。

 

つづく

ロンドンタクシーで今日の宿RACへ! (VISIT UK 2017 Vol.07)

ヒースロー空港のタクシーの乗り場にはロンドンタクシーが次から次へと入ってくる。

Ian Britton

ロンドンタクシーといえば黒のボディーという印象であるが、

最近ではラッピング広告されたものもあり

カラフルなロンドンタクシーも見受けられる。

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非常に効率の良いつくりになっているロンドンタクシーは、

まず運転席横の助手席はなく、

大きなトランクなどは直接助手席スペースに積み込めるようになっている。

 

乗客はすべて後部座席に乗り、

3名分のシートと向かい合って座る2名分の折りたたみシートがあり、

最大5名が乗車できるようになっている。

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通常の乗用車ではなく、少し背の高い車体は、

山高帽をかぶったまま乗れるようにとのこと、

いまでは、車椅子もそのまま乗車ができるようになっている。

 

エンジンは最近では日産自動車が提供しているというような噂も聞いたのだが、

これは未確認情報なので参考まで…

 

さて、ヒースロー空港から、ロンドン市内までのアクセスは、

電車、タクシー、バスなど様々な方法がある。

 

ちなみに高速鉄道のヒースローエクスプレスを使うのが、

最も早くて確実な方法である。

 

タクシー、バスに付いては空港周辺と市内が混み合うことが多く、

時間が読めないことが多いので特に飛行機の出発時間が迫っているときはオススメしない。

 

金額の目安としてはバスが一番安く、

次にヒースローエクスプレス、そしてタクシーの順に割高になる。

我々のように3名であれば、タクシーとヒースローエクスプレスではほぼ同じ価格程度になる。

 

空港から、ロンドン市内まではタクシーであれば高速道路にのり、

約1時間程度のドライブである。

日本と同じく右側通行なので、イタリアやフランスと違いとても安心感を感じる。

 

この日は市内まではとても順調に進んできたのだが、

やはりロンドン市内は混み合っており、宿の前までは1時間以上かかったのである。

 

さて、今宵の宿「RAC」のお話をしよう。

RACとはロイヤルオートモービルクラブの略であり、

ロンドンでも有数のジェントルマンズクラブなのである。

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↑RACの正面

イギリスのロンドンらしい石造りの重厚で瀟洒な佇まいのRACの外観。

ここに宿泊できると思うと否が応でも気分が盛り上がる!

 

では、一体ジェントルマンズクラブとはどんなクラブなのだろうか?

次回ブログではこのRACというジェントルマンズクラブについて書いてみたいと思う。

 

つづく

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