- 2014-02-01 (土) 8:00
- 仕立屋二人組珍道中 ピッティー編
いざフィレンツェの街へ!
↑ところせましと並んだ駐車車両。
確実に出せない自動車も多々ある。
フィレンツェを訪れるのはかれこれ10年ぶりである。
前回来た時はイタリア周遊のツアーに参加し、
たくさんある街の一つとして、
バスでお昼ごろ訪れ、
その夜には違う街に移動していた。
↑石造りの建物が並ぶ通りは
ヨーロッパらしい景観である。
今回は2日と半日をこの街で過ごすことができるので、
まずは情報収集ということで、
友人から紹介いただいたトスカーナ料理のお店
「ビアンコロッソ」にランチに行くことにした。
なぜ、この店を選んだのかというと、
このお店のオーナーシェフは
豊福めぐみさんという日本人女性なのだ。
フィレンツェの中心部、
ドゥオーモなどに程近く、
観光にも最適な立地にあるレストラン。
まずはマップ片手に「ビアンコロッソ」を目指す。
ホテルから徒歩で約15分ほど歩くと、
ビアンコロッソに到着する。
イタリアは日本と違い、
会社などのお昼休みの時間は13:00からだそうで、
その時間がランチタイムとして最も込み合うのだ。
到着したのは14:00頃で、
そろそろお店も空き始めた良いタイミングであった。
イタリアの店舗の特徴は間口が狭く、
奥行きが深いものが多く、
このビアンコロッソも奥にとても深く、広い。
このお店は実は、
サンジョヴァンニ洗礼堂にある「天国の扉」の製作者である、
ロレンツォ・ギベルティ氏が工房として使っていた館。
レストランの一番奥の部屋には、
彼が作品を収納していたとされる金庫が
このような感じで残っているのである。
↑作品を入れる金庫だったそう。
ちなみに天国の扉は1402年から1452年の50年間を費やして、
作成された扉である.
この建物もその当時…実に600年以上も前の建物ということになる。
この日はランチに大好きなポルチーニ茸のクリームソースニョッキと
オススメの白ワインをいただきながら、
フィレンツェの情報をお聞かせいただいた。
↑このニョッキは美味でした~!
という訳で日本語が話せる快適さと居心地の良さに
思わずディナーの予約もして
フィレンツェの街に出るのである。
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