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21:花の都「フィレンツェ」

フィレンツェ初日はすでに15:00をまわり、
観光するにも中途半端な時刻となり、
とりあえずは中心部を散策することにした。

↑フィレンツェの観光マップ。
美術館などの観光地が
ぎっしりと中心部に集まっている。

フィレンツエの街はちょうど良いサイズと
ガイドブック等には書いてあるのだが、
歩いてみるとまさにちょうど良いサイズの街であることがわかる。

代表的な建物であるドゥオーモ(街を代表する協会堂)を中心に
東西も南北もおおよそ3km程度であり
徒歩で移動しても2~3日もあれば
おおよその観光地は網羅できる範囲に収まっている。

↑ぜんぜんカメラに収めきれない巨大なドゥオーモ

ドゥオーモの周辺には多くの革小物店や、
衣料品店が立ち並び、ブランドショップも多数存在する。

ドゥオーモから南に進むと、景色が開け
13~14世紀にフィレンツェの政治の中心となったシニョリーア広場に当たる。
ミケランジェロの「ダヴィデ像」をはじめ、
数々の銅像が広場の周りに立ち並んでいる。

↑シニョーリア広場・パノラマ撮影(クリックで拡大)

そして、その南すぐにはウッフィツィ美術館
歴代のメディチ家の財力を結集して作り上げた
世界最古のの美術館であり膨大な美術品を見ることができる。
美術の好きな人なら全部見るのに3日かかるとも言われる。

川沿いの軟弱な地盤にこれだけの建物を建てたのだから、
建築の技術も素晴らしい!

美術館をさらに南へ進むと、
アルノ川が姿を現し、その川にかかる
フィレンツェ最古の橋「ポンテベッキオ(ベッキオ橋)」姿を見せる。

15世紀ごろ橋の上には肉屋が軒を連ねていたそうだが、
悪臭がひどく、16世紀の終わりに
フェルディナンド1世がこれらを立ち退かせ、
現在の前身である貴金属宝石商を集めたのである。



↑ずらりと並ぶ宝石店


↑ポンテベッキオの上で…

そんな、フィレンツェ市内をブラブラしていると、
ボクの携帯電話が鳴った。

実はもうひとりの相棒がロンドンからフィレンツェに向かっており、
到着を知らせる電であった。

これで今回の旅のメンツが全員揃うわけである

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