今回のブログは店長江見がこれぞ「平服」にふさわしいスーツを作成するプロセスを、
①生地選び編
②打ち合わせ編1
③打ち合わせ編2
④裏地・ボタン選び編
⑤出来上がり編
と実際にオーダースーツを注文して出来上がる流れで収録してみた。
ゑみや洋服店ではおおよそこのような流れでお客様のご注文を形にしていく。
それでは実際にご覧いただこう!
⇧店長江見のアバター(笑)
①生地選び編
実際にはお客様の着用するシーンを思い浮かべながら「誰にモテたいのか?(好印象を与えたいか?)」をお聞きし実際の生地選びを行うので、動画のようにスムーズにはいかないことも多いが、ゑみや洋服店のフィッターはTPOと予算に合わせて最適な生地を提案できるよう、毎年新作であふれる生地に目を通し、新素材への学習も常に行っているのである。
②打ち合わせ編1
この動画はスーツのジャケットの部分の細かい打ち合わせを行っている動画である。
ジャケットについてはポケットやステッチ等、相当な打ち合わせのポイントが存在し選択していく必要がある。
しかし、パーツごとに様々なルーツや意味が存在するため、闇雲に選ぶと破綻につながる。
そのためフィッターはお客様の着用のTPOにふさわしいパーツごとのアドバイスを行い、最適な一着に仕上げていくのである。
③打ち合わせ編2
この動画は主に、パンツとベストの打ち合わせを行っている動画である。
ジャケットと同様にパーツごとに説明をさせていただきながら、お客様と一緒にスーツを作り上げていく。
このしっかりと語り合う時間こそが、オーダースーツの別名「Be Spoke(ビスポーク)」と言われる所以なのである。
④裏地・ボタン選び編
スーツのデザインが決まると、あとは付属と呼ばれる裏地やボタンの打ち合わせに入る。
スーツの外観からはほぼ見えることのない裏地。
そして、外観からすぐ目に入るボタン。
裏地については自己満足な部分も多くお客様次第なセレクトで良いが、ボタンについては選ぶボタンによって、スーツが上質に見えたり、安っぽくなったりと重要なポイントである。
ボタンについてもフィッターがアドバイスをさせていただくのでご安心を…
そして、実際にはここで採寸をし、スーツの各サイズとお客様の体型の癖をチェックする大切な工程がある。
採寸は多くの経験を積んだ熟練のフィッターだからこそ最適な寸法を割り出せる。
経験がものを言う最大のポイントである。
⑤出来上がり編
そして1ヶ月〜2ヶ月の納期を経て、オーダースーツが出来上がってくる。
出来上がりの洋服に袖を通すタイミングは最高な気分である。
実際にはフィッターにより最終のフィッティング(試着してチェック)を行い、不具合が無いか確認を行い、問題がなければお納めし、微調整が必要な場合はお預かりの上、調整して納品となる。
大雑把ではあるが、これがゑみや洋服店のオーダースーツの作成の流れである。
初めての注文はやはりわからないことだらけだろうが、安心してフィッターにおまかせいただければ、TPOにあった最良の一着をご用意できるだろう。