Home > Archives > 2017-08
2017-08
フォックスアンブレラの受注が可能になりました!(8月31日締切)
少し前に2回に分けて書いたブログで反響が大きかった
王室御用達の英国傘フォックスアンブレラの受注がなんと可能になりました!
読んでいただいていない方は、まず下の2つの記事に目を通して下さい。
8月7日の記事(ゑみやBLOG)
FOX UMBRELLAS
http://www.emiya.co.jp/blog/?p=12000
8月8日の記事(ゑみやBLOG)
雨が待ち遠しくなる傘あります
http://www.emiya.co.jp/blog/?p=12018
ただし、今回の受注はなんでもかんでも受注できるわけではなく、
今回店長江見が個人的に注文した同型に乗っかる感じの受注となります。
具体的には
折りたたみ傘のブラックとネイビー
そして
長傘のネイビー
の3種類です。
まずは折りたたみですが、この傘です!
写真はネイビーですが、コレのブラックもあります。
美しくたためることを考えて作ってあるところが憎い限りです。
ハンドルは上の写真のようにブラウンのストレートハンドルで、
折り畳み傘に求められるかさばらないものをチョイスしています。
Fox Umbrellas 特注 折りたたみ傘 BLACK/NAVY 各13000円+TAX
そして、長傘は…
さしている写真などは無いですが、
美しいまでの細巻きなこちらの傘です。
もちろん開いても美しくこんな感じ…
ハンドルはもちろんハンドメイドで一番人気の「Dark Grained」使い込むほどに味が出るやつです(笑)
このキュッと細く巻けるのがたまらなく素敵です。
Fox Umbrellas 特注 長傘 NAVY 各25000円+TAX
もちろん正規品なのでフォックス・アンブレラの1年間の保証がつくそうで、
その後も正規の修理のサービスを永久に受けていただけます(有償)
そんなステイタスの高い一本をぜひご注文下さい。
注文の締切は2017年8月末。
その後一本一本手作りの後、
出来上がりはだいぶ先ですが…
2018年4月中旬頃を予定しています(来年の梅雨には間に合いそうです(笑))
ご注文の方法は、
以下メールアドレスに
件名:フォックスアンブレラ注文
本文:
①お名前
②連絡先電話番号
③ご希望の傘の種類(折りたたみ/長傘)
④ご希望の傘の色(BLACK/NAVY※)をお書きいただきご注文下さい。
※長傘はNAVYのみです。
※メールの返信にて詳細対応させていただきます。
ご注文メールアドレスはコチラ!
メールはこちらへ ←(info@emiya.co.jp)
残念ながらお店に来ていただいてもサンプルはありません。
店長江見も今から注文しますので(笑)
でも、フォックスアンブレラにてしっかり確かめてきたので大丈夫!
店長江見を信じてご注文下さい(笑)
本物の英国傘をを本物のルートで仕入れします。
ぜひご一緒に〜!
- Comments: 0
夏にオーダーコートを注文するのは賢者の選択!?
- 2017-08-11 (金)
- 洋服の聖地を巡る旅(VISIT UK 2017)
猛烈に暑い日が続いております!
そんな暑い中、オーダーコートの話題です(笑)
みなさんがコートが欲しくなる季節それは晩秋。
10月末頃になると朝晩の気温が下がり、
コートの準備を考え始めます。
多くの方々がこの頃になると、
オーダーコートのご相談にお店に来られます。
が、しかし、腕の良いオーダーコートのファクトリーは、
秋冬だけの期間限定な仕事なので職人も少なく、
キャパシティーも小さいのが現状です。
その上日本中のお仕事を受注するので、
仕事は寒くなる北海道方面から受注量が増えていきます。
われわれのお店がある関西地方がようやく涼しくなる頃には、
工場のキャパは一杯でコート縫製の仕事が山積みになっている超繁忙期なのです。
そんなわけで10月末にご注文をいただいても、
出来上がりが運が良くて年末、悪ければ年を越してしまうようなこともあります。
コートって一番必要な時期は、何かと会合やパーティーの多い年末、年始な方が多いはず。
一番利用頻度の高い時期に間に合わず、お客様のお役に立てず、ご迷惑をおかけしておりました。
なんとかお客様のコートのほしい時期に間に合い、
そして少しでもお得にお買上げいただく方法は無いのか…
そんな中、3年前に生まれたのが、
「真夏のコートフェア」なのです!
コート工場の閑散期を利用し縫製し、
出来上がりはコートが欲しくなる10月末頃を予定。
そして、もちろんかなりお得(通常価格の20%off)にてご購入いただけちゃいます!
生地は最新のツイードからカシミヤまで、
ベーシックでクラシックなコートからオシャレコートまで
みなさまの様々なコート創りをお手伝いできるよう準備しています!
その中でも特に今年のオススメの生地はこんな風
その①
大きなウインドウペーンチェックのフラノ生地。
チェックの入り方がブークレーニット調でとっても味がある生地です。
オシャレコートに最適です!
その②
コチラはブルー系のサキソニー生地ですが、
生地の裏面がプリントになっており、とても華やかなのです。
あえて、見頃の裏地は付けない仕立てで、
表向きはベーシックですが内側に秘めたセクシーなコートが出来上がります。
表面が超撥水加工なのもオススメのポイントですね!
さてフェアの詳細は以下の通り
真夏のコートフェア2017
期間:2017年8月12日(土)〜9月3日(日)
対象:オーダーコート全品 20%off
納期:10月末頃
ご来店のご予約、お問合わせは…
フリーダイヤル:0120−86−2917 (ゑみや洋服店)まで!
- Comments: 0
雨が待ち遠しくなる傘あります (VISIT UK 2017 Vol.17)
- 2017-08-08 (火)
- 洋服の聖地を巡る旅(VISIT UK 2017)
フォックスアンブレラ社のショールームでひとしきり製品を見せていただいたあとは、
実際にハンドメイドの英国傘を制作しているファクトリーにお邪魔し、
その製造の方法と、クラフトマンシップを体感する。
工房は約10名強の方々が各工程を担当し、
その工程を順番にこなして行くことで一本の傘が出来上がっていく。
まず最初の工程は、生地の裁断から始まる。
↑の写真ではチェックのナイロン生地を裁断しているところである。
このようにチェックの生地は柄を合わせることが大切なので、
一枚一枚裁断し、8枚で一つの傘になる。
ちなみに無地の生地は、8枚まとめて重ねて裁断するそうである。
裁断された生地は職人の腕により、8枚が縫い合わされ、
傘の丸い形になっていく。
この工程には熟練した腕が必要だそうで
ナイロンという縫いにくい素材を、細く正確に縫う技術は誰にでもできるものではない。
素晴らしく細かい縫い目は美しい芸術品のようである。
並行して別の工程では、シャフトと骨を作成している。
こちらも木製の物は一本一本手作りである。
特に下の写真の男性は、シャフトのフックの部分を
ワイヤーを曲げ、鮮やかな手つきで作成していく。
まるで、手品のように鮮やかなまさに技である。
シャフトにフックを取り付ける穴はこの下の機械で開ける。
他にも2〜3の作業を同時にこなすスグレモノの機械であり、
100年以上も前からこの機械を修理を重ねて使用しているそうである。
これ以上使いやすい機械は未だに無いそうである。
できたシャフトと骨にナイロンの生地を取り付ける工程。
段々と傘らしくなってくる。
そして、コレも手作業でナイロン生地で作った輪っかを傘の先の外側と内側に縫い付けていく。
このように10人以上の職人の手を通して、
ハンドメイドの傘が出来上がって行くのである。
大量生産品とは違い、一本一本丁寧に作成されるため、
制作には手間と時間が惜しみなくかけられ、
開いても、閉じても優雅で美しい傘に仕上がるのである。
ファクトリーで制作の現場と、そのクラフトマンシップを目の当たりにすると、
その製品の素晴らしさがよくわかり、
とても欲しくなり、思わず自分用に注文をしてしまったぐらいである(笑)
出来上がりは半年以上先だそうだが、とても楽しみである。
本物のファクトリーで、本物に触れられた貴重な機会であった。
つづく
- Comments: 0
Home > Archives > 2017-08