- 2015-08-14 (金) 15:15
- 仕立屋5人組珍道中 フィレンツェ&ナポリ編
時計は12時を回り歩き回ったので喉が乾き空腹になってきたので飲食店に入ることにする。
ナポリの初食事はやはり「ナポリピッツァ」に限る!
というわけでたまたま歩いていると「真のナポリピッツァ協会」の認定マークを掲げたお店が目の前にありそのお店に入ることにした。
Ristorante Pizzeria Mattozzi がそのお店である。
なんでもナポリのピッツァには伝統的なピザの材料や製造方法が決められており、それを忠実に守る店が「真のナポリピッツァ協会」の認定を受けることができるらしい。
日本にも認定のレストランは多数存在する。
ナポリの道化師であるプルチネッラがピザを焼いている看板がその証である。
さて、店にはいるとぶっきらぼうな態度で席に案内される。
メニューをもらおうとするがなかなかウエイターがやってこない。
よくよく考えてみると12時過ぎ。
ランチタイムは13時からなので、まだお店は準備中なのである。
なので店員のみなさんもTシャツ姿である。
また、ピッツァ職人は二人おり、どうも親子であるがずっと口論が続いている(笑)
そんな中とりあえず喉が乾いていたので飲み物のオーダーをするためにメニューをもらう。
当然イタリア語である。
「郷に入っては郷に従え」ということでイタリアのビール「ペローニ」をいただく。
さて、店の準備も整い、いよいよオーダーである。
もちろんナポリピッツァといえばマルゲリータ。
イタリアの王妃マルゲリータが「バジリコの緑、モッツァレラチーズの白、トマトソースの赤がまるでイタリアの国旗を表しているようだ」として気に入り、自らの名を冠したと言われる。
そんな伝統的なマルゲリータを含め5人で3枚のピッツァと1つのパスタを注文する。
ところがウエイターが「それだけでいいのか?」と執拗に食い下がる。
もちろんそれで良かったのでオッケーと答えると引き下がりオーダーを通す。
我々が通された席はピッツァを焼く石窯の真横であり、ピッツァを作成する一部始終が見える。
ソースを塗り、チーズをかけ、具をのせ、石窯に入れる。
薪で火加減の調整をし、待つこと10分ぐらいであろうか…
ハイできあがり!
席についてかれこれ30〜40分後、ようやく料理が揃いいただくことにする。
思った以上にジューシーで美味しいナポリピッツァとイタリアビール「ペロー二」の相性も抜群!
とっても美味しいランチであった。
つづく
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