- 2015-07-26 (日) 10:29
- その他のオーダー
午前中にシャツ工場見学をし、
午後からいつもオーダージーンズを縫製してもらっている
こちらは、見学施設が設けられているので、
デニムの歴史や、藍染めについて、手作り体験など
一般の方でも楽しめるようになっています。
ジーンズ加工に使用されていた歴史的な道具や、年代ジーンズが展示されています。
早速、私もリベット打ちの体験をさせていただきました。
27種類の中から、好きなリベットを選び
機械にセットしたら足で踏んで打ち付ける!というものでしたが、
(簡単そう◎だと思っていました)
やはりデニム地・・・分厚くて堅く、踏み切れず助けてもらいました。
・・・そして
学校の校舎のように分かれている工場を周り
裁断現場や、縫製工場を見せていただきました。
裁断は、オーダーになると手裁断となりますが、
ある程度のサイズの決まっているもの(既製品)になりますと機械を使います。
この機械だと分厚い生地でも1枚裁断するのと、
何十枚重ねて裁断するスピードは、全く変わらないそうです。
そう考えると、
ゑみや洋服店で取り扱っているオーダーでは、
一枚一枚 職人さんが裁断します。手間のかかる仕事ですね。
しかも、はさみでは無く、刃物で滑らせてなめらかに裁断。
・・・そして《縫製工場》です。
やはりこちらの工場も、黙々とミシンをされていたので
邪魔にならないよう見学させていただきました。
(なので、写真も少ないです…)
各工場には、70歳・80歳以上の職人さんも
現役でバリバリ働かれていました。
そして、壁にかけられているミシンの押さえ。
こんなにも種類があることに驚きです。
ミシン・・・を思い浮かべるとき普通は一本針ミシンですが、
工場で使用するミシンは、場合によっては二本針を使用し
一本で本縫い、もう一本で裏始末(ほつれないように始末をする)が同時にできるようになっています。
そのミシンに押さえを組み合わせることで、より複雑な(手間のかかる)縫製が
効率よく、スピーディに済ませることができるのです。
機械の速さと職人技が合わさるので、
面白い程に速い!速い!!!
こんなにテンポが良いと、
見ている分では、簡単なんじゃないか?と思わされますが、
んな事ありませんね(--;)
生地を持つ指の感覚と、ミシンを踏む強弱、
大概は『勘』だと言っていました。
その後は、
出来上がった商品を見せてもらったり、館内を堪能させていただきました。
シャツ工場と同様に、率直に『来て見れて良かった!』と思いました。
ひきつづきレポートはスタッフの原田でした。
《つづく》
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