- 2014-02-18 (火) 8:00
- 仕立屋二人組珍道中 ピッティー編
ウッフィツィ美術館からドゥオーモまでは徒歩で10分足らず。
大通りは通らず路地をクネクネと進んでいくと、
街角に小物を取り扱っているお店を発見。
思わず店内に入ってみた。
ネクタイや小物の製造販売をしているお店らしい…
人懐っこいイタリア人の男性がひとりで店番をしており
お互い片言の英語でやり取りをはじめる。
ポケットチーフなど無いのか?とたずねると、
なかなかカラフルでイタリアらしいチーフを出してくれたので、
少し購入することにした。
などなどと
蝶ネクタイもきれいな色のものがあったので、
数本一緒に購入した。
ところが支払いの段階になり、
この店員の男性はとってもそそっかしいことが判明、
クレジットカードの暗証番号を打ち込む段階で金額がおかしいのに気が付いた。
ヨーロッパでカードを切るときに気を付けて頂きたいのだが、
まず、日本とヨーロッパでは「.」ピリオドと「,」コンマの使い方が逆なのである。
しかも、ユーロ以下のの単位「セント」があることも注意が必要である。
たとえば60ユーロなら「€60,00」と表記される。
今回の買い物は155ユーロなので、
「€155,00」が正しいのだが、実際のカードの控えがこちら…
「€155.006,60」
一見ピリオドがあるので155ユーロに見えなくもない。
ところがなんと155,006.6ユーロ!
+6.6ユーロの意味が良くわからないが…
日本円にしてその日のレートが150円ぐらいだったので、
¥23,250,990となる
フェラーリでも買ったのか?ってな金額である。(笑)
慌てて取り消しをする男性だったが、
それ以前に金額が大きすぎてカードが取引停止。
「Transazione Negata」(取引拒否)である。
結局カードが使えなくなり、
違うカードで支払いをするハメになってしまったのだ…
会社のカードだったため、
カードがストップされた旨の電話が会社に入り
「限度額オーバーでストップがかかっている」などと伝えるものだから、
会社もどぎまぎするわで大騒ぎであった(笑)
あっ!フェラーリは購入していませんので悪しからず(笑)
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