- 2015-10-18 (日) 17:00
- 着こなし術
早いもので10月も半ばですね。
ぼちぼちと成人式のスーツをご注文にいらっしゃるお客様が増えてまいりました。
今年の成人式は1月11日。
一生に一度の大切な日ですので衣装は早め準備するのも大人として大切なことですよ。
ちなみにゑみや洋服店でご注文の際は11月中旬までにご注文いただくと年内に仕上がります。
さておき、成人式というと冠婚葬祭の「冠」にあたり、冠婚葬祭の最たるものと言えるでしょう。
ではそんな成人式にふさわしいスーツとはいったいどんなものでしょうか?
「冠」… 成人式を指す。かつては15歳の元服に由来し、冠を頂く(社会的な役職や参政権を得る)の意味を持つ。
今日の日本では選挙権の獲得という意味があるが、ともすれば飲酒や喫煙の法的制限がなくなる事くらいにしか認識されていないケースもあるものの、明治時代や大正時代までの封建主義旺盛な時代には長子の元服ともいうと、その家の社会的地位によっては親類縁者から祝いの品がやり取りもされたという。(ウィキペディアより抜粋)
そもそも成人式とは元服にあたり冠(かんむり)をいただくという厳かな儀式です。
きちんとした大人の一人の男として社会に認められる儀式であり、そのように認められる服装が最適でしょう。
となると…
体によく合った、紺、またはチャコールグレイの無地のシングルスーツ、白のワイドかレギュラーカラーのドレスシャツ。
そして少し華やか目のネクタイで祝いの気持ちを表現する。
シューズは黒の内羽式のストレートチップを履くこと。
一般的にいう「平服」と言われる着こなしが一番ふさわしいのでしょうね。
とまあ、堅苦しいことを言えばそれまでですが、実際のところは女性も華やかな振袖を着て参加する成人式ですので、男性も少し華やかに着こなしても問題ないかと思います。
ただし、大人の男の第一歩ですから最低限のスーツの着こなしのルールについては守るようにしたいものですね。
それでは素敵な成人式をお迎えください。