スーツなどのジャケットを着たときの、
正しいボタンの留め方をご存知でしょうか?
実はこのボタンの留め方にもルールが存在するのが洋服の世界です。
基本的な2つボタンシングルジャケットの場合でご説明しましょう。
良く見る間違ったボタンの掛け方として、
フロントのボタンを2個ともかけているパターンです。
特にフレッシュマンに良く見る間違いです。
目上の人に失礼があってはならないと思うのかも知れませんね。
そして日本人全般に多い間違いがコチラ↓
ボタンを2個とも外しているパターン。
お客様にも良く質問されますが、
「シングルスーツは前を開けて着ても大丈夫ですよね?」
という間違いです。
正しくは、
「シングルスリーピース(ベストがある場合)はジャケットの前を開けて着ても大丈夫」
が正解です。
本来、インナーのシャツは肌着なので、
前をはだけて着ることは、相手に対してとても失礼にあたります。
ベストでシャツが見えない場合のみ、
ジャケットのボタンは閉めなくても良いということになっています。
という訳で、正しいボタンの留め方は…
このように上のボタン1個だけを留めるのが正解であり、
ジャケットはこのようにボタンを留めたときに一番キレイに見えるように出来ています。
ただし、コレは立ち姿の場合のルール。
着席の際には上のボタンを外し、
また立ち上がるときに留めるのがルールです。
これが、サラリとできるとかなりモテ・ポイント高めです(笑)
無意識で出来るようになるまで意識して練習してみてくださいね!
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