ようやく夜が明けたナポリ空港から、シャルルドゴール空港への飛行機の搭乗がはじまる。
この日も素晴らしい青空が広がり、飛行機の運航もなんの問題もない。
ナポリからシャルルドゴールまでの所要時間は約2時間半。
朝の便であるため、朝食が機内で用意される。
↑ナポリの街を見下ろしながら離陸がはじまる。
軽く食事をいただくと、今朝の早起きと旅の疲れが重なり睡魔に襲われる。
しばしうとうととし、次に目が覚めるともはや着陸30分前。
フランスの国内に入っていた。
寝ぼけまなこで窓から見下ろす景色にはフランスのどこかの街の風景が見渡せる。
空港に近づくとその景色は田園に代わって行く。
原発?らしき煙突から水蒸気の煙がすごい勢いで上がっているのが見える。
フランスの国では全発電量の77%を原発で発電しているというから驚きである。
ちなみに日本は20%ほどらしい。
そうこうしているうちに、ベルト着用のサインが付き、着陸のアナウンスが機内に流れる。
あまり良い思い出のないマンモス空港、シャルルドゴール空港の滑走路に定刻通り滑り込む。
着陸からターミナルまでの距離も長く、着陸してから地上を15分以上走るのもこの空港ならではである。
最後の寄港地に到着する。
次に飛行機に乗り込めば、次に降り立つのは日本の地「関西国際空港」である。
約3時間のトランジット時間を最後のお土産を買う時間に割く。
フォアグラとか…
パテとか…
つづく