55:いよいよ帰国、トランクのパッキングは余念なく…

仕立屋5人組珍道中 フィレンツェ&ナポリ編

イタリアでの最後の夕食を満喫し、毎回の夕食よりも少し多くのワインを飲み上機嫌で店を出る。

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神宮さん他、ナポリで出会った気持ちの良い日本人たちとまたの再開を約束し、名残り惜しくもホテルに戻る。

翌朝の出発は午前4時。

ほろ酔い気分ですぐにでも寝てしまいたいところであったが、すぐに出発ができるよう荷物のパッキングに取り掛かる。

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日本から出発の際には隙間だらけであったトランクも、さすがに帰路には買い付けた小物などでいっぱいとなり、蓋を閉めるのも一苦労である。

エアフランスには預け入れる荷物には23Kgの重量規制があり、以前の旅の際には重量オーバーで空港でトランクを開け、重い荷物を手荷物に持ち替えた苦い経験があった。

しかし、イタリアのお土産の大半はオリーブオイルやパスタ、ワインなどの確実に重いものが多く、少しの量でもすぐに重量オーバーとなる。

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そんな経験から、そんな美味しいお土産は最低限の量にしたのである。

それでも満タンに詰め込んだ大トランクと手荷物の小トランクの中身のバランスを考えながらパッキングしていくのは、ほろ酔いの脳にはかなり過酷な作業であった。

 

今回宿泊したホテルの部屋にはありがたいことに小さなヘルスメーターが置いてあったため、トランクの重量を確認できたのでとても助かった。

いままでの旅で初めてであった。

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そんなこんなで悪戦苦闘の末、かなりの時間を要したが無事パッキングを終え、シャワーを手早くすませるとベッドにもぐりこむ。

翌朝のタクシーの心配もなくなり、あとは無事に起床するためにタイマーをセットし早く寝ることが最優先事項…。

とそんな心配もなく落ちるように眠りについたのであった。

つづく

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