noblesse oblige(ノブレス・オブリージュ)
こんな言葉を聞いたことがあるだろうか?
1837年にイギリスの女優であり著作家であった
「ファニー・ケンブル」が王族に対する手紙の中で書いた言葉だそうである。
フランス語で直訳をすると
「高貴さは(義務を)強制する」となる。
もう少しわかりやすく訳すと
「位高ければ徳高きを要す」
すなわち…
「地位や立場が上がればそれ相応の立ち振る舞いにしていく責任がある」
ということである。
食事のマナーや
礼儀作法などもこれに属するが、
洋服の着こなしも相当する。
たとえばいくら優秀な人でも、
くたびれたスーツを着て、
音を立てて食事をするようでは、
マナーの悪さ=仕事への責任感の欠如と
受け取られても仕方の無いことである。
特に洋服の着こなしにおいては、
ひと目で人との比較対象になりやすい。
「ノブレス・オブリージュ」
あらためてこの言葉をかみ締め、
立ち振る舞いを磨く努力を怠らないで頂きたい。
と自戒の念をこめて書いてみた。