「ポケットのフタは室内ではしまうもの?」モテるビジネスウェアの着こなし講座11

Column

前回に引き続きポケットのお話、
今回はジャケットの腰ポケットにフォーカスしてみましょう。

ジャケットの腰ポケットはスーツの場合何種類かあります。

まず最もポピュラーな「両玉フタ付き」と呼ばれるもので、
市販の既製品のスーツでは大多数がこれです。

次に身頃の右側(向かって左側)に小さなポケットが付く
「チェンジポケット付き」があります。

チェンジポケットとはいったい何を入れるためのポケットかと言うと、
change=「つり銭」と言うことで小銭入れなんですね。 

だから右手で扱いやすいように右側についているのです。
左利きの方なら左につけないといけませんね。

実際にはポケットの口巾が狭いため
小銭を入れると取り出しにくくて困りますので、
現在はデザインの一部だととらえてください。

このチェンジポケットですが、
既製品ではごく一部のブリティッシュのスーツに付くポケットです。

実はこのポケットデザインがジャケットの原型だといわれています。

そして、ポピュラーな「両玉フタ付き」のポケットを
斜めに付けたのが「ハッキング」とか「スラント」とか言われるポケットです。

もともと乗馬の際にポケットに手を入れやすくするために、
ナナメに付けたのが始まりだとか…

そしてチェンジポケット付きをナナメにつけた、
「チェンジ付きハッキング」なんていう複合技もあります。

スーツのポケットには、フタが付くのが一般的です。

このフタは「雨蓋」と呼ばれ、
雨や埃がポケットに入らないように付いています。

ですので本来のルールからしてみれば、
室内ではポケットの中にしまい、
外出の際は出すというのが本来のルールです。
(実際にはここまでする必要はないですが…)

タキシードなどの室内で着るフォーマルウェアには、
この雨蓋は付いていないのはそのためなのです。

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