スーツのジャケットの腰ポケットには通常フラップが付いている
このフラップは着用の際にはどのようにするのが
正しいのか、またスマートな着こなしなのか、
そのあたりを記事を書いてみたいと思う。
まずは礼装のタキシードやモーニングの場合、
下の写真のようにフラップが付いていない。
実はもともとこのフラップは雨蓋(あまぶた)と呼ばれ、
雨などがポケットの中に入らないようにするための蓋なのだ。
なので礼装の衣装は室内着の想定なので、
雨蓋は必要のないのである。
スーツの場合は室外でも着用することを想定しているため、
一般的にはフラップは付いているのである。
なので、本来のモノの役割りから考えると、
外出時はフラップを外に出して雨や埃からポケットを守り、
室内ではフラップをポケット内に収納しよりフォーマルに…
となるのだが、
ゑみや洋服店流に言えば、正装の時以外の
スーツ着用時にフラップの出し入れに
それほど神経質になる必要はないのでは無いと思う。
乱暴な言い方をすれば、フラップを出そうがしまおうが
着る人が好きなほうで着こなせば良いと思う。
ただし、このブログに書いた、
ジャケットの腰ポケットフラップの役割りと着こなしを頭に入れ、
いざと言うときにルールにあわせることができ、
なおかつ、その理由を「サラッと語れる」ことこそ、
最高にクールなモテ・着こなしであると思う。
あくまでも「サラッと語れる」がキモであるが…(笑)
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