メンズのビジネス用のベルトはプレーンな上質の革を使い、シルバーのシンプルなバックルが上品に輝く、そんなささやかなこだわりを持った物が望ましい。
そんなベルトを仕入れたいといつもメーカーをなどに提案をいただいておりました。
ところが、昨今なかなかもって思ったようなベルトに巡り合わない。
体の中心にさりげなく、控えめだけれど上品な主張があるビジネスベルト…
出会わないのなら、いっそのこと創ってしまおう!がゑみや洋服店流。
ということで今年の春頃からチーフフィッター岩永が中心となりオリジナルベルトの企画にとりかかりました。
そして、ようやく最終チェック用のサンプルが本日仕上がってきたのです!
それではゑみや洋服店謹製のプレーンなビジネスベルトを作成するにあたっての6つのこだわり!
いってみましょう!
①革選びにこだわりました。
革と一言でいっても様々なものがあります。特に今回はベルトなので基本的には牛革を使うのが王道です。
今回はもちろん牛革を使ったのですが、牛革にも実はその牛の成長度合いや育てられ方などによってさまざまな革が存在します。
今回ベルトに使用する革は「ステアハイド」と呼ばれる生後3~6ヶ月に去勢されたのち、2年以上経過した雄牛から取れる革をセレクトしてみました。
雄牛の革の丈夫さと柔らかさを併せ持つ「ステアハイド」はビジネスのベルトにはもってこいの材質なのです。
②ベルト穴にこだわりました
ベルトの穴をご覧いただくとわかる通り、細長い穴になっているのが見えるかと思います。
これは、ベルトのピンが斜めに通ることにより、ピン穴が広がることを防ぐため。
丸い穴のほうがもちろん開けやすいのですが、これも大切なこだわりなのです。
③バックルにこだわりました
奇をてらわないできる限りシンプルなバックルを探しました!
シルバーの上品なフォルムはビジネスウェアの邪魔にならないプレーンなデザイン。
お好みでお選びいただけるように、ラウンドとスクエアのものをそれぞれご用意しました。
ラウンド
スクエア
④見えないベルトの裏側にもこだわりました
表は牛革ながら、裏側に合成皮革のビジネスベルトをよく見かけます。
合成皮革も最近では良くはなっているものの、ベルトの裏にひびが入ったり割れたりするのは合皮の場合が大半です。
そこで裏側にも丈夫で柔らかい牛革を惜しげ無く使用しました。
ゑみや洋風店のロゴもさりげなく…(笑)
⑤適度な厚みにもこだわりました
厚すぎず薄すぎず。
厚すぎると装着感が気になり、薄すぎると頼りない…
ゑみや洋服店が理想と思える厚さに仕上げました!
パンツに添いの良い最適な締め心地です。
⑥生産地にこだわりました
革と鞣しは兵庫県で。
そして制作は大阪のファクトリーで…
地産地消とまでは言いませんが、メイドインジャパンならぬメイドイン関西を実現しました!
愛着のある土地で、愛着のあるベルト創り。
ビバ!関西!(笑)
いかがでしたか。
現在最終の調整のオファーをファクトリーにお伝えし、いよいよ8月半ばの完成を待つばかりです。
ゑみや洋服店が欲しいと思うビジネスベルト。
カラーはブラックとブラウンの2色
バックルはスクエアとラウンドの2種類の計4パターンです。
価格はぐっと抑えて¥8,800+Taxとお買い求め安くなっています!
ご予約も受け付けますので、購入ご希望の方はお問い合わせフォームよりご注文下さい。
ゑみや洋服店お問い合わせフォームはこちら!
各色40本(牛一頭分づつ)限定です(笑)
ご予約をおまちしています。