ナポリ3日目。
翌朝は早朝の暗いうちからにナポリ空港に向かい帰路に向かうことになっているため、実質この日が最後の一日である。
最終日は一切の仕事を入れず、少し足を延ばし、世界一美しい海岸と評される「アマルフィー海岸」へのツアーを行う予定である。
お天気にも恵まれこの日もほぼ快晴。
↑この建物が我々がお世話になったホテルのビルである。
朝食を早めに済ませ、ホテル前に降りるとそこにはチャーターしたメルセデスのバンとドライバーそしてガイドの美しい女性が待っていた。
↑ちょっとコワモテなドライバー。とっても無口なシャイガイであった。
美しい女性ガイドの写真は後程ご覧いただくとして…
早速車に乗り込むとアマルフィーに向けて出発。
石畳のナポリの街を抜け高速道路に入っていく。
ナポリ市街地からアマルフィーまでは片道の距離は約80㎞
道中での昼食も含めると約3時間の道のりである。
ポンペイ遺跡とベスビオ山を左手に見ながら海岸沿いに一路ソレント方面に向かう。
車2台がすれ違うのがやっとの海岸沿いの道。
素晴らしい景観を見ながらのドライブが続く。
↑ソレントを望む美しい展望台で。
何か所かある展望台に立ち寄りながらドライブは続く。
展望台で営業していた屋台のジューススタンド。
目の前でオレンジかレモンを絞ってくれる。
↑お化けレモン、もちろんシチリア産。
シチリアレモンの生ジュースはとにかく酸っぱく、いまでも思い出すと口に唾液があふれ出す。
しかしほんとうに素晴らしいお天気である。
ナポリのカプリ島にはとても有名な青の洞窟という観光スポットがあり、天候、気候により洞窟に入れる確率は左右されるのだが、なんとアマルフィーに行く道中「コンカ・デイ・マリーニ」にも、青の洞窟ならぬ、エメラルドの洞窟という観光スポットがある。
この観光地は青の洞窟のように小舟で入るのだが、海側から入らず洞窟側から入るためよほど海が荒れない限り洞窟内に入ることができるのである。
洞窟と海は海底でつながっており日中はその光が海底を照らし、洞窟内の水面を美しくエメラルド色に輝かせるのである。
船頭が歌いながらオールで水面を揺らすと美しく輝くのである。
そんなエメラルドの洞窟を堪能したあとは、また美しい海岸線を走り、昼食に向かうのである。
つづく