これからスーツが必要な仕事につこうとする方々からよく聞かれるのですが、「ビジネススーツはいったいどんなスーツを何着持ったらいいのか?」という質問をいただきます。
なかなか即答しにくい質問です。
なぜなら仕事内容や着用頻度、着る人の着方などでスーツの疲労度が違うからです。
なので「多ければ多いほど良い」に決まってはいるのですがそれでは答えにならないので、月~金曜日の週5日出勤し、朝の出勤から帰宅までスーツを着替えず着用する仕事と仮定します。
そして、そんな着用頻度の方の最低限必要なスーツの種類と着数を考えていきましょう。
ここでスーツ購入の3つのポイントを考えないといけません。
ポイント①:「スーツは1日着たら2日休ませる」
スーツ着用の基本ですが1日着用したら、2日は同じスーツを着ないことが大切です。
良質のウール素材のスーツであれば、ハンガーで吊り休養させることでシワを含め元通りに回復していきます。
回復に要する時間は季節による汗などの量などにもよって変わりますが、最低2日は空けることが大切です。
ポイント②:「最初にそろえるスーツは無地」
ついつい、雑誌などでよく見るストライプなどのスーツに目がいきがちですが、最初にそろえるべきスーツはダークカラーのグレイやネイビーやブルーなどの無地のものを購入するのをおすすめします。
いわゆるベーシックなスーツです。
ストライプやチェックのスーツはオシャレですが個性が強く、少ない着数のスーツではどうしても週に何回か着用することになります。
個性の強いスーツはまわりの人からただでさえ覚えられやすく、同じものを毎日来ているような印象を与えがちです。
その点ベーシックな無地スーツはまわりの人にいい意味でスーツを意識させないので、比較的着用頻度が上がっても安心です。
ポイント③:「パンツが2本付いたツーパンツスーツを選ぶ」
どうしてもジャケットよりパンツが先に傷みます。
着数が少ない間はパンツの数=スーツの数というほどパンツが多いことが重要です。
無地スーツの無地のパンツであれば、職場の環境が許せばジャケットとの組み合わせで着まわしも楽しめますね。
以上のポイントを踏まえ最低限必要なスーツの種類と着数は?
無地のスーツ(できればツーパンツが望ましい)を最低3着持っていただきたいと考えます。
3着あれば月曜日、火曜日、水曜日と3着を順に着用し、月曜日に着たスーツをまた木曜日に着用することで中2日のローテーションができるからです。
ぜひ上記の3つのポイントを参考にスーツを購入してみてくださいね!
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