- 2014-02-10 (月) 8:00
- 仕立屋二人組珍道中 ピッティー編
ピッティー スナップ特集のつづき。
今回はピッティーの参加者の中でも、
個性的な方々を集めてみた。
色を着こなす達人達である。
目に華やかな色の洋服は、
洋服自体に相当なパワーがあるため、
着こなす人そのものにも
ある程度のパワーが要求される。
服に負けると俗にいう「服に着られる」状態になる。
派手だから恥ずかしいとか、
似合わないのでは…などと思いながら着ると、
間違いなく服の持つパワーに押し切られることになる。
ある、帽子のインポート会社の会長様にうかがったお話。
自分で帽子が似合わないという人は大勢いる。
でも、それは違う。
「この帽子は世界で一番俺が似合う!」と思ってかぶると、
勝手に帽子が似合ってくれると…
これはどんな洋服も同じであると思う。
着る前から負けていては似合うはずも無く、
堂々と着こなして初めて洋服本来の役割りである
自分を引き立ててくれるという、
着る人と洋服、主と従の関係がうまくいくのである。
今日のスナップの方々ほど、
派手な色を着こなす達人になる必要はないが、
楽しんで少し派手目な色を着こなすと、
より一層人生は楽しいものになることは間違いない。
ぜひ「この洋服は世界一俺が似合う!」という気持で
挑戦していただきたいと思う。
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