記念すべき連載10回目。
いつも読んでいただきありがとうございます。
それでは、『モテるビジネスウェアの着こなし講座』
今回も張り切っていきましょう。
ポケットと一口で言っても一着のジャケットには、
胸ポケット、腰ポケット、内ポケット、
ペン刺し、タバコポケットと約5種類のポケットがあります。
今回お話するのはその中でも着用していて見える部分、
胸ポケットのお話です。
まずは胸ポケットですが、
わずかな違いですが「箱型ポケット」と「船型ポケット」があります。
この違いは英国調のブリティッシュスーツには「箱型」
イタリア調のクラシコスーツには「船型」と分類されます。
スーツのテイストに応じて選ぶのが基本です。
大切なのは何のために、何を入れるためにあるのかです。
よく見かけるのが胸ポケットに携帯電話やペンを刺している人ですが、
基本的にはNGだと思ってください。
もともとはモノを入れるためにできたものですが、
現在のスーツは当時のものに比べ柔らかい生地と柔らかい芯地を使用しているため、
実際に重いものや大きいものをポケットに入れるとスーツが型崩れを起こします。
ペンなどはその為に内側にペン刺しがありますのでそちらを使う方がスマートです。
胸ポケットに入れるものとしてぜひオススメするのがポケットチーフです。
使うためのハンカチではなく、
あくまでも飾りとしてのハンカチをさりげなく入れるだけで
装いの格が数段あがるのです。
基本的には白やシルバーのポケットチーフでOKですが、
シャツなどの色と合わせることで、
オシャレ上級者に見える手ごろなアイテムでもあります。
また、先ほどペンは内ポケットへ…と書きましたが、
特徴のある万年筆などをいやらしくない程度に刺すのは、
逆にこだわりが見え、とてもオシャレに見えるテクニックです。
間違っても100円均一で買ったペンを
胸ポケットに刺さない様にお願いしておきます。(笑)
- Newer: 11月定休日のお知らせ
- Older: 今日の摩耶山