ゑみや洋服店

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令和最初の夏オーダースーツができたのでお披露目します。

あなたのモテるを創るスタイリスト

ゑみや洋服店店長の江見真也です。

さて縫製依頼をしていた今年の夏の”My SUIT”が出来上がってきました。
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ゑみや洋服店のハウスパターンを今年風に夏向きにアレンジしたスリーピーススーツです。

もちろんMADE IN JAPANの丁寧な仕上げがポイントです。

 

ジャケットには傾斜のついたチェンジポケットをつけました。IMG_20190517_161118583

 

世界的にスーツはよりベーシックにクラシックに…がトレンド。

スーツのクラシックスタイルといえば言わずもがなブリティッシュスーツってことで、今回はチェンジポケットを採用しました。

 

基本はイタリアの柔らかいシルエットなスーツに英国調のクラシック風味を付け加える…

言ってみれば、着心地はイタリアンで見た目ブリティッシュないいとこ取りな感じでしょうか。

 

ゑみや洋服店のジャケットはかなり袖口が前に出るように、前方に巻き込み気味で縫製されているのは、腕を前に出す場合の可動域を広げるためにそのように作られており、着心地の良さをアップしているポイントなのです。

 

パンツもクラシックスーツの基本形と言っても良いワンプリーツ。

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プリーツの無いパンツに比べてお尻周りの余裕が少しあるため、クラシックに、そしてよりエレガントに見えます。

 

生地はコチラもクラシックを意識して、こちらの英国生地をセレクトしました。

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”FOX BRATHERSのFOX AIR”

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フランネルの生みの親であるほど英国では老舗の生地ブランドですが、今回セレクトしたのはフランネルではなくドライタッチの「フレスコ」生地

 

フレスコの通気性は様々な夏素材の中でも飛び抜けて良く、シワになりにくく型くずれしにくい、夏に着用するスーツ生地の王様とも言える素材です。

 

色はオリーブグリーンとカーキの間のようなグリーン系のアースカラーをチョイス。

特にこの秋冬にはますますトレンド化してくる予感です。

 

ブリティッシュ調なパーツを取り入れながら、夏に快適に着こなすことを加味して、肩から袖にかけてはイタリアのマニカカミーチャ(パットを使わずシャツ袖付けで縫製する仕様)を採用。

パットを無くすことで、肩周辺にこもりがちな湿気を外に逃げやすく縫製をしました。

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日本の夏は英国とは温度も湿度も違いますので、このシーズンにはより暑いイタリア南部で生まれたマニカカミーチャを採用するのもおすすめです。

 

ボタンには椰子の実から作られるボタン「ナットボタン」の明るめのブラウンをセレクト。

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ナットボタンは水牛などのボタンに比べ、軽快な印象が生まれるので個人的には夏仕様には大好きなボタンです。

アースカラーでまとめることで統一感が出て、コーディネートも楽しみになります。

 

麻のシャツにニットタイでコーディネートが気分ですね!

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