- 2017-07-20 (木) 17:43
- 洋服の聖地を巡る旅(VISIT UK 2017)
今回のUK訪問は視察と仕入れの旅なのだが、
初日が日曜日ということもあり、いきなりのオフから始まる(笑)
というか、この日曜日を狙って渡英したというのが正直なところである。
7月2日の日曜日に一体何が行われているのか?
我々が滞在したロンドンより南。
特急列車とローカルな電車、そしてバスを乗り継いで
片道約2時間半ほどかけて訪れたのが、
ウエストサセックスにあるグッドウッドという田舎町。
↑ご覧の通りかなり遠い場所までの遠征(右上がロンドン)
そこで6月29日〜7月2日の4日間開催されているのが
グッドウッド フェスティバルオブスピードというイベントである。
世界各国の新旧合わせたレーシングカーが集まり、
多くの自動車愛好家が世界中からやってくる、超ビッグなイベントなのである。
この、フェスティバルが行われる会場は、
リッチモンド公爵家の広大な私有地で行われる。
ちなみにリッチモンド公爵家はこの広大な土地に
カントリー・ハウスや牧草地、リゾートホテル、ゴルフコース、グッドウッド競馬場、
グッドウッド・サーキット、チチェスター・グッドウッド空港などを所有している。
その中のグッドウッド・サーキットがこのイベントの開催場所なのである。
というわけで、朝食をRACでさっさと済ませると、
↑ビクトリア駅での写真
↑乗り換えたブライトン駅
ブライトン駅からは超ローカルな各駅停車の電車に乗り換え約1時間、
のんびりとした電車はチチェスターの駅に到着する。
このチチェスターの駅がグッドウッド・サーキットにはもっとも最寄り駅。
このイベントは4日で20万人も動員するおばけイベントだけに
さぞかし駅も混み合っていると思っていたが、そんな雰囲気はまったくなく…
会場までは専用のダブルデッカー(2階建てバス)が出ており、
そのバスのチケットを購入し、乗り込むも、われわれ以外には誰も乗っておらず、
なかなか発車しない…
不安になりながら待つこと20分、ようやく次の電車が着き、
数名の乗客が乗り込んで来たのでようやく発車。
駅周辺はチチェスターの街であるが、バスは街を抜けどんどんと郊外に向けて走る。
30分ぐらい走っただろうか、はるか向こうの丘陵地に
フェスティバルオブスピードのオブジェと膨大な数の駐車車両が見えてきた。
なるほど、自動車の祭典には車好きが集まるのだから、
当然自家用車で来る人が多いのである。
また、4日間開催され、通し券も販売されているので
何百台ものキャンピングカーが止まっていた。
おそらく寝泊まりして4日間楽しむのであろう。
妙に納得していると、バス会場に近づき細い道を器用に走り、
会場の入り口にたどり着いたのだった。
いざ、グッドウッドフェスティバルオブスピード!
って最高のお天気やん!(^^)
つづく