- 2017-07-17 (月) 14:29
- 洋服の聖地を巡る旅(VISIT UK 2017)
7月1日のロンドンの21時はまだまだ明るく、夕方のような印象である。
おおよそ22時ぐらいまでは明るいそうで、日の出の時間は日本と変わらないようだ。
なので、とにかくお昼が長く、とっても得した気分になる。
というか、明るいのにじっとしているのはもったいないというのが正しい(笑)
メンバーも揃った上、お宿のRACはロンドンの中心とも言える、
ピカデリーサーカスから徒歩5分。
街に出るには最高のロケーションにある。
UK最初の夜に乾杯をということで街に繰り出すことになった。
今回の旅のアテンドを引き受けてくれている岸氏は、
学生時代にはイギリスに4年間の留学経験を持ち、
現在も仕事柄、年に数回は訪れているほど精通している。
そんな岸氏が、ロンドンやってくる留学生なら知らない人はいないという、
B級グルメの名店に行こうと思うがどうか?と提案があった。
そんな岸氏の提案に今日ついたばかりの我々が、
何か別のアイデアを持っているはずもなく、
二つ返事でOK、岸氏についていくことにした。
ピカデリー・サーカス、リージェントストリートを横目に歩くこと数分。
その飲食店はソーホーという地区に存在する。
ちなみにソーホー地区はかつての歓楽街であり
現在でもナイトクラブなどがたくさん存在し、
エリアに寄ってはゲイエリアもあるのだとか…
そんなソーホーの一角にある、
岸氏オススメの留学生は必ず知っている
フィッシュ&チップスと美味しいビールが飲めるイングリッシュバー…
ではなく、その有名B級グルメ店がここだ!
WONG KEI(ワン・ケイ)
中華料理店である(笑)
世界一最悪な接客の中華料理店としても
かなり有名なお店であることはあとで知ったこと(笑)
日本で買えるイギリスの専門誌ミスター・パートナーにも掲載されたことがあり、
その記事の内容は…
「店には入れば、「How many ?!」(何人)と怒声が飛び、
「Upstairs!(上に行け)」または「Downstairs!」(下に行け)と命令される。
メニューで間違えれば舌打ちされ、取り皿は手裏剣のように飛んでくる」…
確かに、お店に入ると、「How Many?」
そして間違いなく「Upstairs!」と言われたように思う(笑)
笑えるのが、メニューの表紙にはその、「Upstairs!」「Downstairs!」と書いてあり
いまや企業文化?として名物にしているところ(笑)
取り皿の配り方も確かに雑といえば雑だったが、
下町の大衆中華料理店な雰囲気のお店なので、
世界一最悪な接客とまでは言い過ぎなように思う(笑)
逆にここまで言わせると、コレも立派なブランディングで、
怖いもの見たさで行きたくなるのも人の性である(笑)
そして、岸氏のオススメ料理を注文いただき、
中華といえば青島ビールで乾杯!
3階建の店舗。
ワンフロアには100名以上のお客様が収容できる大きなお店。
そのほとんどすべての座席がいろいろな人種のいろいろな年代層に埋め尽くされる人気店。
その料理がまずいはずはなく、
すべての料理がとても美味しく気が利いていた!
夜の22時にも関わらず満腹になるまで食べ、
これから始まる旅の期待と洋服と生地の談義が繰り広げられたロンドン初日の夜。
さて翌日7月2日は日曜日なのでオフ!?
ちょっと遠征してUKのイベントを楽しむ予定である。
話は尽きないが、名残惜しくもRACに戻り、
明日の出発に向け各々準備を始めるのだった。
つづく