- 2011-07-18 (月) 17:00
- えみちゃんのひとりごと・・・
週に一度程度上る摩耶山。
その中腹には『旧摩耶天上寺』の跡地がある。
昭和51年に落雷をきっかけに大規模な山火事が起こり、
その山門と石階段を残す跡地である。
現在は摩耶山の山頂に移転し、
今でもお釈迦様の生母である、
摩耶夫人を祀っている歴史あるお寺である。
その「旧天上寺」の石階段の中ほどを少し入り、
細い獣道のような道をを10~20mほど進むと
この「摩耶の大杉」が姿をあらわす。
幹周りは8mもあり、
樹齢は1000年以上だという記載も残っている。
堂々とした存在感から
目には見えないパワーを肌で感じる
そんなオーラを放つ大木である。
約200年前に起きた大水害の際にも、
奇跡的に残ったことから、
人々は、きっと神霊が宿っているに違いないと、
「大杉大明神」としてあがめたのだそうだ。
残念ながら、大火災で火を被ったことが原因で、
樹勢が衰え、枯れてしまっているが、
その雄姿はいまだに健在である。
樹の前に立っているのが、私えみちゃんなので、
その樹の大きさがわかっていただけるだろうか…
実に市街地の灘区から眺めても
その存在が確認できるほどであるから驚きである。
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