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11:2日目

今回のイタリアピッティの旅は8人で現地を訪れた、我々ゑみや洋服店の3名以外に、いつも一緒に訪れる同じ洋服店の経営者、K氏とT氏、そしてそのそれぞれのスタッフ3名の合わせて8名である。

ここフィレンツェでの部屋割りは、喫煙者の加減でツインにボクとK氏が同室に入ることにした。

K氏とはここ数年、年に1度の旅ではいつも一緒で、大変気心が知れているので快適である。

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最初の朝も、いつも通り少し早く目覚めると、早朝のフィレンツェの街にカメラ片手に散歩に出る。

恒例の行事である。

空気が乾燥しているので、朝の街はとても涼しく、肌寒いぐらいである。

慣れ親しんだいつものポンテベッキオ(ベッキオ橋)をバックに記念撮影。

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何度来ても石畳と歴史ある街並みはとても素敵で、こんな風に古い建物や景観を守り続けることの大切さをいつも思い知らされる。

フィレンツェの街はコンパクトな街であるがゆえ、4回ほど訪れると、だいたいの地図は頭に入る。

なので、ほぼ地図なしで回れるのも魅力である。(その分刺激が無くなっているのも事実だが…)

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それなりに歩き、朝食の時間が近づいたのでホテルに戻り、朝食のビュッフェに向かう。

8時から朝食とは聞いていたが、8時に行ってもまだ朝食の部屋の鍵は閉まったまんま。

日本人は時間に正確すぎるのだと思う(笑)

待つこと10分、朝食担当の女性がやってきて、部屋の前にいるボクらを見て苦笑い。

鍵を開けてもらい、部屋に入り、女性が運んできた、パンやハム、チーズなどを皿に取り、飲み物を注文してようやく朝食開始。

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腹8分目で終えて、部屋に戻り、支度をし、本番のピッティ会場を目指す。

さて、いよいよお目当てのブースでの買い付けが始まる。

楽しい時間であるが、大切な限られた1日である。

つづく

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