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07:乗継

我々が搭乗しているエールフランスの航空機は約12時間の飛行を終え、いつも乗継を行う、パリのマンモス空港「シャルル・ド・ゴール空港」に着陸の体制に入る。

シートベルト着用のサインが点灯し機体はゆっくりと高度を下げていく。

地上に近づくにつれ、気圧が上がり耳の鼓膜が圧迫されるのを感じ、鼻をつまんで耳抜きを行う。

 

夜間の着陸は機内の電灯は暗いまま滑走路に着陸する。

着陸の瞬間は何度乗っても苦手であるが、この日の着陸はとてもスムーズで思わず拍手しそうになったぐらいである(笑)

DSC09784

さて、このシャルル・ド・ゴール空港には過去何回か訪れているが、乗継においてあまり良い思い出が無い。

最も大変な思いをしたのは一昨年のこと…

 

乗継の便に間に合わず、フランスに一泊することを余儀なくされた思い出深い出来事である。

詳しくは過去記事参照↓

「緊張とストレスのトランスファー」 http://www.emiya.co.jp/blog/?p=7311

2014年1月23日 ゑみやブログ

 

トラウマとも言えそうなほど、このシャルル・ド・ゴール空港は苦手である。

過去の苦い経験を総動員して今回も乗継に備える。

海外旅行のスキルは、その経験でしかレベルが上がらない。

体験からしか学べないのである。

 

おかげさまで数々の経験をしたこの空港。

大体のことはわかるようになってきた。

それでも今回のように夜中に到着したのはまったく初めての経験である。

 

到着は4:30、乗継の飛行機の出発は7:20である。

2時間50分もあるので慎重に行けば楽勝なはずである。

到着のゲートは2E、出発のゲートは2F。

ちなみにシャルル・ド・ゴール空港には3つのターミナルが存在する。

第一ターミナルと第二ターミナルと第3ターミナルである。

ゲート2Eは第2ターミナルのEゲートということ。

そして出発は第2ターミナルのFゲートということになる。

ターミナルマップ↓
img_step04_27

 

フランス最大の空港ということでかなり広大な空港である。

マップの中央やや右下に2Eのターミナルが見える。

 

この2Eターミナルのカオスについては長くなりそうなのでまた違う記事で書きたいと思う。

 

そして、出発のゲートはその上2F。

マップで見るとなんとも簡単そうに見えるのだが、この2Eと2Fの間にはまず入国審査がある。

 

夜中だけに入国審査のゲートも開いているのは2つだけ…

長蛇の列である。

日本からの渡航なのですんなり通してくれるのはとてもありがたい。

 

そして、案内看板を確認しながら2Fを目指すのだが、昼間は開いている連絡通路は夜間は封鎖され、遠回りを余儀なくされる。

このターミナル間は間に道路が通っているので、道路の下の地下道を使用しないと行けないのだが、なかなかその地下道にたどり着かない。

DSC09789

ぐるぐると遠回りしながら地下道を超え、見覚えのあるフィレンツェ行きの便が出る2Fターミナルが見えた時はホッと胸をなでおろす。

どのぐらいの時間さまよっていたのだろうか、2Fターミナルに着いた頃にはあたりはすっかり明るくなっていた。

DSC09787

 

つづく

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