- 2016-07-05 (火) 12:28
- ゑみや洋服店スタッフ珍道中 イタリア編
計画をしたのは2月であったが、月日の経つのは早く、あっという間に5月がやってくる。
個人的にも5月初旬は大きい行事を引き受けていたので、そんなことも重なって猛烈なスピードで研修旅行の日が迫ってくるのである。
だが、旅行の手続きに関しては義姉が完璧にこなしてくれていたので、安心して任せられる。
ほんとうにありがたい。
ピッティのチケットの手配もスムーズに行なえ、5月末には送られてきた。
海外で使えるプリペイドのシムカードとシムフリーのスマホも用意完了。
今回はじめての試みなのでちゃんと使えるか心配ではあるが…
そして6月に入りより具体的に研修の中身を詰め始める。
もちろんフィレンツェではピッティがメインイベントではあるが、その他にもグローブやネクタイなどの小物の買い出しや、靴工房の視察他、多くのイベントを予定しており、また、イタリアに初めて行くメンバーもいるので、少しの観光もと限られた日程の中でその調整を他の2店舗のオーナーと進めていく。
そして絶対に忘れては行けないのがディナーの手配である(笑)
フィレンツェはそんなに大きな街ではなく、気の利いたトラットリアがたくさんあるわけではない。
そしてこのピッティの期間中はそんなフィレンツェに世界中から30000人のゲストが訪れるのだから、特に人気のお店は連日満員なのである。
ちなみにホテルの宿泊もこの期間だけは通常の2〜3倍の金額になり、ホテルも足りていないのでうかうかしていると寝るところさえ確保が難しくなる。
そんな中8名での予約となると、行き当たりばったりで探していてはディナー難民になりかねない懸念がある。
そこで、過去何回か訪れたフィレンツェのお店の中で良かったお店をピックアップし、出発前に予約を入れておくことにする。
お店のホームページを探し、メールで日程と時間と人数を明記して送るだけ…便利な世の中である。
同様にミラノでのディナーは後にこのブログでも登場する予定だが、ミラノで女優を目指す、3年ほど住んでいる友人に相談に乗ってもらい合わせて予約をお願いする。
これで滞在中の晩ごはんで困ることはなくなったのである。
食事は旅の醍醐味でもあるから妥協はしたくないのである(笑)
1周間の臨時休業をするにあたり、お客様や取引先様にご迷惑をかけぬよう、最善を尽くして準備を行う。
過去の渡航でいろいろとトラブルもあったので、そんなトラブルも事前に回避できるように準備を進めていく。
そしてそんな万全の準備の真っ最中、ちょうど出発まで1周間を切ったころ、義姉より一通のメッセージがとどいたのだ。
そのメッセージは過去の渡航では経験したことのないあらたなトラブルを我々に伝えるものだった。
その内容とは…
つづく