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53:翌朝のミッションのストレスから解放され、いよいよ最後の夜が近づいてきたの巻

アマルフィーから帰りのバンの中では、心地よい満腹感と、昼食時に飲んだアルコールとそして旅の疲れか、ぐっすりと寝てしまい気が付けばもうナポリ市内に帰ってきていた。

 

ほぼほぼ旅も終盤。

この旅の最後にはストレスを感じている大きなミッションがあった。

実は明朝4時にホテルを出発しナポリ空港に行くというハードルの高いものであり、空港にたどり着かないと帰れないというプレッシャーがそこにはあった。

 

朝の4時にはもちろん公共交通機関が動いているわけもなく、なおかつ、それぞれ5人が荷物満載のトランクを大小1個づつ持ち、お土産の手荷物などもあり…たとえばホテルでタクシーを呼んで実際にちゃんとやってくるのかも不安であった。

一般的なタクシーであればそれだけの荷物を積んで5人が乗るとなれば2台のタクシーが必要となり、またぼったくりのストレスにもさらされることになる。

 

そこでふと気づいたことがあったのだ。

このアマルフィーツアーで乗っている車はメルセデスのバン。
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5人乗って荷物も十分に積むことができる。

しかも、半日以上一緒に行動いただいたので信頼もおける…

というわけで、このツアーのドライバーにガイドさんを通じて明朝の空港までの送迎をお願いしてみることにした。

 

すると、何やらスマートフォンで連絡をとり、5人で100ユーロ(15000円くらい)出せば送迎すると提示された。

その価格が高いのか安いのかはさっぱりわからなかったが、早朝の大荷物の移動を考えると決して高くないと考え翌朝の送迎をお願いしたのであった。

 

ホテル前まで送っていただき翌朝の約束を確認しガイドとドライバーと別れる。
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↑写真は陽気なホテルのフロントマン

 

翌朝の移動のストレスから解放され、ナポリ最後の夜がいよいよ近づいてきたのだった。

つづく

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